なんで俺が英文学を?
留学先で大挫折
『こころ』などの名作で知られる小説家、夏目漱石。
管理人の思い出で恐縮ですが、私が高校生だったころ、授業中100%の確率で寝ていた友達がいました。
そんな彼も夏目漱石の『こころ』を題材にした授業だけは寝ずに真剣に授業を受けていたのを鮮明に覚えています。
そんな偉大な夏目漱石ですが、ツラい出来事があります。
英語研究のために留学したイギリスで引きこもりになってしまったのです。
ロンドンに行ってはみたものの英語がぜんぜん通じません。
留学前は大学で教鞭をとっていたこともあり自信満々だったのですが、まったく英語が理解されず彼のプライドは崩れ去ります。
しかも街には日本人とは比較にならない屈強なイギリス人がわんさか。
国外というアウェイに圧倒され、心身ともに自信を失った彼は下宿へ引きこもります。
どんどん状態は悪くなり、もはや留学の目的を果たすことはできなくなりました。
悩んだ彼は神経衰弱になり、任期前に帰国することに。
そんな漱石の留学末期に悟りを開いた漱石の言葉がこれです。