赤塚不二夫に贈った弔辞

感動の弔辞

2008年8月2日。『天才バカボン』などの名作を生み出した漫画家である赤塚不二夫が亡くなりました。
告別式では、赤塚と師弟関係にあったタモリが弔辞を読みました。

タモリの弔辞は、赤塚とのエピソードや体験を交えながら、彼の魅力を表現した素晴らしい内容で、その弔辞は7分56秒にも及び「私もあなたの数多くの作品の一つです」と締めくくりました。
自分自身が作品だというのは、赤塚不二夫と深い関係にあったタモリだからこそ言える、最大級の感謝と賞賛の言葉です。

さらに驚くべきことに、タモリが読んでいた弔辞は白紙だったのです。

タモリは後にこの弔辞について語っています。

「紙に書いていこうと思っていたが、前の日に酒を飲んで帰ったら面倒くさくなった」

イツワノ

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