<p>天才科学者、<strong>ニコラ・テスラ</strong>。宗教の天才、<strong>ヴィヴェーカーナンダ</strong>。<br><br>19世紀末のニューヨークで2人は出会い、会話を交わしました。<br>科学と宗教はまさに<strong>水と油</strong>。2人の話し合いは平行線に終わりそうなものです。<br><br>しかし、互いは深い尊敬を抱き、会話はとても弾みました。</p><h2 id="he6b06da1e0">違う分野。同じ方法</h2><p>ヴィヴェーカーナンダはテスラの発明品に感銘を受けました。</p><h5 id="h91a8b3e910">「どうしてこんなに素晴らしいアイデアを思いつくことができるのですか？」</h5><p>と尋ねました。<br>テスラは、</p><h5 id="he140cadf1e">「自分の発明品を作る前に、頭の中でイメージすることができるんだ」</h5><p>と答えたそうです。<br><br>ヴィヴェーカーナンダはこのアイデアに魅了されました。<br>同じような手法を師であるラーマクリシュナから学んだとテスラに告げた。<br><br>「深く瞑想し、集中力を高めて目標をイメージするように」<br><br>かつてラーマクリシュナはヴィヴェーカーナンダに教えました。<br>違う分野で第一人者として高い境地にいた2人が同じ方法で成功していたことが面白いですね。</p>

ヴィヴェーカーナンダ

天才科学者ニコラ・テスラとの出会い

<h2 id="hbbe05ac965">感動の弔辞</h2><p>2008年8月2日。<strong>『天才バカボン』</strong>などの名作を生み出した漫画家である<strong>赤塚不二夫</strong>が亡くなりました。<br>告別式では、赤塚と師弟関係にあった<strong>タモリが弔辞を読みました。</strong><br><br>タモリの弔辞は、赤塚とのエピソードや体験を交えながら、彼の魅力を表現した素晴らしい内容で、その弔辞は7分56秒にも及び<em>「私もあなたの数多くの作品の一つです」</em>と締めくくりました。<br>自分自身が作品だというのは、赤塚不二夫と深い関係にあったタモリだからこそ言える、<strong>最大級の感謝と賞賛の言葉</strong>です。<br><br>さらに驚くべきことに、タモリが読んでいた弔辞は<em>白紙</em>だったのです。<br><br>タモリは後にこの弔辞について語っています。</p><h4 id="h747cf135d1">「紙に書いていこうと思っていたが、前の日に酒を飲んで帰ったら面倒くさくなった」</h4>

タモリ

赤塚不二夫に贈った弔辞

<h2 id="hab62edde71">天才科学者の意外な弱点</h2><p>近年は進化論の信ぴょう性に疑問が生まれていますが、依然として支持されている<em>自然選択説</em>を提唱したダーウィン。<br><br>しかし、彼の<strong style="color:#c7243a">『ある特性』</strong>がなかったら、この世紀の大発見はなかったかもしれません。<br><br>医者の一家に生まれたダーウィンは、家業を継ごうと<strong>エディンバラ大学で医学</strong>を学びました。<br>しかし残念なことに、彼は<strong style="color:#c7243a">血を見るのが大の苦手</strong>。もともと医者に向かない特性を持っていたのです。<br><br>しかも、当時は外科手術であっても麻酔のない時代。<br>施術のおそろしさも相まって<strong style="color:#c7243a">学位を取らずに中退、医者の道を諦めます。</strong></p><h2 id="h1cbff9dd09">〇〇にどハマリ</h2><p>大学を辞め、家に戻ったダーウィンは趣味の<strong><em>昆虫採集</em></strong><strong>に熱狂</strong>。<br>そんな様子をみたダーウィンを見た父親は<br><strong>「あいつは、虫を捕まえることにしか興味がない」</strong><br>と呆れてしまいました。<br><br>現代風に言うなら</p><h4 id="hc32e0452be">昆虫採集に熱中する子供部屋おじさん</h4><p>という感じでしょうか。<br><br>いい年して昆虫採集しているニート。<br>近所にいたらちょっと怖いですね。<br><br>自身が語る当時の様子からも、ダーウィンの趣味が周囲を呆れさせたことがわかる一節があります。</p><h4 id="hde58f6f8b5">「父親や教師からはどちらかというと一般の知性レベルに達していないと思われていたようだった」</h4><p><br></p>

チャールズ・ダーウィン

医者を諦めざるをえなかった意外な理由

<h2 id="hb3ee64b408">劣等生だったアインシュタイン</h2><p>5歳になるまでしゃべることすら怪しかったアインシュタイン。<br>学校生活が苦痛で仕方なかったのもうなずけます。<br><br>ドイツのミュンヘンにある公立学校では<strong>厳格な校風になじめず</strong>、日本の中学・高校にあたるギムナジウムでも<strong>規則だらけの重苦しい雰囲気に耐えきれず</strong>、家族のいるイタリアへ逃げ出してしまいます。<br><br>その後、スイスの<strong>チューリッヒ連邦工科大学</strong>を受験しましたが、勉強していなかったので<strong style="color:#c7243a">当然不合格</strong>。<br>ところが数学と物理で受験生の中で最高得点を叩き出し、ギムナジウムで勉強し直すことを条件になんとか<strong>特例で入学資格をゲット</strong>しました。<br><br>しかし、ノーベル賞受賞にいたっても記憶することは苦手なままだったようで、あるインタビューで<strong>光速度の数値を答えられずに記者からツッこまれる</strong>とこう答えました。<br></p><h4 id="h572c6938de">「本やノートに書いてあることをどうして憶えておかなければならないのか？」</h4>

アルベルト・アインシュタイン

本に書いてあることを憶える必要なんてあるのか？

<h2 id="h3bd5774d7b">授業を忘れさせる話術</h2><p><strong>ナレンドラ（スワミ・ヴィヴェーカナンダの俗名）</strong>は、人柄もさながら<strong style="color:#c7243a">語る言葉も魅力的</strong>でした。<br>彼が話をすると、周りにいる人たちは、みな仕事を忘れて熱心にその話に聞き入りました。<br><br>ある日のこと、ナレンドラは学校の休み時間に友達と楽しそうに話していました。<br>そのとき、教師が教室に入り、自分の担当する教科を教え始めました。<br>しかし、生徒たちはナレンドラの話に夢中で、授業に身が入りません。<br><br>しばらくして、教師は、自分の授業ではなくナレンドラの話に夢中になっている生徒たちに気づきました。<br><br>そこで、教師は生徒たちに<strong>「私がこの授業で教えた内容を説明してみなさい」</strong>と尋ねました。<br>もちろん、ナレンドラの話に夢中になっていた生徒は誰も答えられません。</p><h2 id="h8c8e46ed53">授業内容を理解していた？</h2><p>しかし、ナレンドラは教師が話した授業の内容をスラスラと説明してしまいました。<br>なんと、友達を爆笑させながらも教師の授業も理解していたのです！<br><br>ナレンドラの回答に教師は驚きました。そしてこう考えました。<br>「授業中に話していた生徒はナレンドラではない。ということは別の犯人がいるはずだ。」<br>教師は生徒に「授業中に話していたのは誰だ」と聞きました。<br><br>みんなナレンドラを指さしましたが、教師はそれを信じようとしません。<br>話をしながら授業の内容を理解するなんてできるはずがないと考えたからです。<br><br>そこで教師は、ナレンドラ以外の生徒たちにベンチに立つように言いました。（日本でいう廊下に立つのようなもの）<br><br>ナレンドラも仲間に加わって立ち上がりました。教師はナレンドラに座るように言いました。<br>言われたナレンドラは教師にこう言いました。<br></p><h4 id="h2436b1f475">「いいえ、先生、私も立たなければなりません。私が彼らに話しかけたのですから」</h4>

近代の聖徳太子？

<h2 id="h33c5bb9d5c">戦でも優秀</h2><p>当時14歳だった太子は頭に仏像を乗せ、自軍を鼓舞しながら戦を勝利に導きました。<br>その仏像は四天王像という第一天界の神の仏像。<br>戦争が終わった後、勝利のお礼として四天王を祀る寺を建てました。<br>現在大阪の天王寺区にある、四天王寺というお寺です。</p><h2 id="heea27cdc56">預言者としても有名</h2><p>聖徳太子は存命中からたびたび予言しました。</p><ul><li>平安京に都が出来る</li><li>黒船なるものが来襲</li></ul><p>などの予言です。的中しているのことに驚きですね。<br>そして実は不吉な予言を聖徳太子は残しています。</p><h4 id="h47e9306de5"><span style="color:#cf3e51">2030年には世界滅亡</span></h4><p>というものです。<br>こればかりは聖徳太子の予言が外れることを願うばかりです。<br></p>

天才的の逸話 一覧

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