東日本大震災が起こって間もない頃、いわき市に支援物資が届いていないことがテレビで報道されました。
江頭2:50さんは、居ても立っても居られなず自ら支援することを決意しました。

まず車の手配。
救援物資を届けるためのトラックを探しましたがなかなか見つかりません。
なんとか友人の紹介で、２トントラックを手配できました。

届ける物資を調達するための資金は消費者金融から借金しました。
大型スーパー「コストコ」のお偉いさんと交渉し、

• おむつ
• 水
• ペーパータオル

などの生活に必要な物資をトラックに乗せて、いよいよ出発。

いわき市に着いて、帽子とサングラスをかけた変装姿で救援物資を届けた後に、老人ホームを出ようとしたところ

「え、江頭さんですよね？」

とバレてしまい、その場は大騒ぎに。
やさしい江頭さんは老人ホームで芸をして、物資と共に笑いも届けたそうです。

芸人として、人として100点の回答

江頭さんの支援活動に、周りからの「感動した！」という多くの声が寄せられました。それに対しての返答も江頭さんらしい素晴らしいものでした。

「いや、違うんだよ。ほかの芸能人はお金をもの凄い金額で募金してるじゃない。オレはお金ないからさ。体で払ってきただけなんだよ」
「オレはちょっとの人間を喜ばせて、ちょっとの物資だよ。ながーく何日も何日もボランティアやってる奴に比べたら、全然大したことじゃないんだよね。いや正直な話言うと。ほんとなんだよ」